視覚障害者に対する教育と雇用の研修ネットワーク(オーバーブルック盲学校)

ON-NET(外部リンク)は日本財団が米国のオーバーブルック盲学校(Overbrook School for the Blind)に設置した基金によって設立された、ASEAN諸国の途上国(タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシア、カンボジア、ラオス、ベトナム、ミャンマー)の「視覚障害者支援ネットワーク」です。

写真:音声読み上げソフトの使い方を学ぶ視覚障害学生たち

ON-NETは、情報コミュニケーション技術を利用して視覚障害者の教育と雇用の機会を増やすことを目的としています。 また、当事者リーダーの育成や、ネットワークを通じた当事者とNGOの連携の強化に力を入れています。各国のニーズは経済や教育の事情により異なりますが、情報を集めるための国内委員会(Steering Committee)や、各国の代表からなる地域委員会(Regional Advisory Committee:RAC)を設立し、域内で共通する課題を検討し、優先順位をつけて取り組むよう努力しています。本事業は、これまでに11,500人以上の教師、両親、視覚障害者に支援を提供しました。この事業は基金の運用益により、継続して実施されています。

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