2次選考面接が終了日本財団夢の奨学金第3期生選考

写真:夢の奨学金 第3期生面接会場

日本財団夢の奨学金第3期生(2018年度奨学生)の募集では、全国より172名の方からご応募をいただきました。その後1次選考である書類選考を通過した36名の皆さんと、2017年10月から12月末までの間に、2次選考となる面接を実施いたしました。

面接は、青森、東京、静岡、名古屋、大阪、広島、福岡、熊本、長崎で行い、1次選考通過者が他地域と比べて多かった東京と名古屋では2回に分けて行いました。面接を受けてくださった36名は、今年春から大学や専門学校への進学を考えている高校3年生から、高校中退後働きながら高卒認定を取得し大学進学をめざしている人、すでに大学に進学している人、春から大学院を目指す人、浪人しバイトをしながら大学を目指している人など、多種多様でした。

夢の奨学金の特徴のひとつは、対象が春から進学をめざす高校3年生のみならず、既卒も、年齢も問わないところにあります。また学部・学科も問いません。職人を目指す人も対象としています。

面接では、事務局が用意している選考ポイントに沿いながら、なりたい自分、生い立ちなど申請書の内容も含め、それぞれの方と1時間にわたりお話を伺いました。皆さんはとても緊張していましたが、エンジンがかかり出すと、自分の言葉でしっかりと思いを込めながら語ってくださいました。中には胴着を着てパフォーマンスを見せてくださった人(体育教師をめざす高校生)、これまで書いた絵のスケッチブックを持ってきてくださった人(短編アニメーション作家を目指す大学生)、朝早くに起きて施設の厨房でケーキを作り、その出来上がったケーキの腕前を見せてくださった人(パティシエをめざす高校生)もいました。どの面接の時間も、皆さんの思いの詰まった内容となりました。

今月末に最終的に第3期生を決定いたします。2次選考に進んだ36名全ての方に対して奨学金を提供することは難しい状況ですが、夢の奨学金は何度でも応募することが可能です。なりたい自分をめざし全力ですすむ皆さんを、今後も微力ではありますが、応援し続けていけたらと考えています。

日本財団 公益事業部 国内事業開発チーム 芳川龍郎

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