日本財団ハンセン病フォトギャラリー

日本財団のフォトグラファー・富永夏子が撮影した世界中のハンセン病にまつわる写真を紹介しています。過去には、全国各地で写真展も開催しました。写真を通じて、この病気を取り巻く偏見や差別の実態を理解し、深く考えるきっかけとなれば幸いです。
ハンセン病写真展の開催の様子(日本財団ブログ)




「業病」「天刑病」
社会からの断絶、家族との別離、不当な解雇、教育機会の剥奪—。
ハンセン病という病気にかかったというだけで、言われのない差別に苦しむ人が世界にはたくさんいます。



社会からの隔離、偏見と差別
特効薬ができる以前は、ハンセン病患者の多くに後遺症が残りました。病気により変形した顔や手足を見た人々は感染することを恐れ、神の罰、遺伝病などと信じ、ハンセン病患者を社会から閉ざされた場所へ隔離しました。このような隔離施設は現在でも世界各地に存在します。
現代では薬を服用すれば完治します。差別される理由はどこにもないはずですが、人の心に染み付いたイメージというものは簡単には拭い去ることはできないようです。ハンセン病回復者というだけで解雇や離婚が法的に認められる国もあります。また、親がハンセン病回復者であるという理由だけで教育が受けられない子どもがいるのです。












ハンセン病と生きて
ハンセン病と共に生きる人々の声を聞いてください。





展示用写真パネルの貸し出しについて
ご希望の方に展示用の写真パネルを貸し出しています。これまで、中学校や図書館、公民館などにパネルを貸し出し、写真展示をしていただきました。人権教育や啓発活動など、様々な場面でご利用ください。
内容、枚数、サイズなど、どうぞお気軽にご相談ください。

お問い合わせ
日本財団 経営企画広報部 広報チーム
- 住所:〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2
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※お問い合わせの際には、件名に「ハンセン病展示パネルの貸し出しについて」とご記載いただきますようお願いいたします。