支援を受ける避難民の声
フェディウシン・セルヒーさん、シェリャキナ・アリナさん

避難をする前はいろいろな「プラン」がありましたが、それが侵攻によって全て破壊されました。今は、プランを立てることが怖くて、先のことはあまり考えられません。でも日本に来られて、都営住宅に暮らすことができ、生活はすごく満足しているし安心しています。現在は週3回、日本語を学びに行っています。生活のためにアルバイトもしているのでフルタイムで学校に通うことはできませんが、バイト先や近所の方と話すとことでも学びを深めたいと思っています。日本財団からの支援によって、PCを買うことができたので、今後の職探しに活用できると思いますし、まだウクライナにいる弟を呼び寄せるのに貯蓄したいと考えています。
イリーナ・スヴィドランさん

渡航費は高額で、特に高齢の自分にとっては容易に購入できるものではありません。
また、日本語も話せないので日本に行っても仕事はすぐにはできないと思います。それでは娘の負担になってしまうからと避難をためらっていました。
日本財団の支援の話を聞かなかったら、避難を決めることはできなかったかもしれません。
ウクライナ避難民のインタビューと密着映像
3組のウクライナ避難民のインタビューと密着映像。日本で暮らす避難民をサポートしたいと市役所に勤務する女性、大学で日本語を学び、長い就職活動の末に日本企業に就職を決めた学生、日本に来て初めて日本語を学び、日本での進学・就職を目指す姉妹、3組のウクライナ避難民を追った。