「世界海事大学 日本財団講座 教授職」募集のお知らせ
募集締切:2012年8月末

WMUは海事分野の大学院レベルの教育と研究を行う世界の知識の集積地としての役割を拡大すべく運営されています。WMUには3つの修士課程(Master of Science programs)があり、そのうち1つはスウェーデンで、残り2つは中国で開講されています。このほか博士課程(Ph.D. program in Maritime Affairs)もあり、海運・港湾マネジメントから海事安全保障の分野に至るまで幅広い研究機会を提供しています。
日本財団はWMUに対し3名の教授職を設ける資金提供をしてきました。WMUでは現在、海事教育訓練(Maritime Education and Training 以下METと記す)分野の日本財団講座教授職を募集しています。
「世界海事大学 日本財団講座 教授職」募集要項
【1】資格・適正・経験
応募にあたり以下の項目を満たしていること。
- 海事関連または海事教育における博士号を有すること。特に、METに関する専門知識(企業の社会的責任(CSR)、ヒューマン・エレメント(HE)など)や経験を有する方を歓迎する。
- 大学レベルの教育指導及び研究において最低3~5年の経験を有すること。
- 大学院レベルの指導経験を有すること。
- 海事分野における研究論文及び学術的出版物の実績を有すること。
- 海運部門での専門的経験を有すること。船員として海上経験があれば尚望ましい。
- 口述及び記述における十分な英語力を有すること。
- 国際的かつ学術的コミュニティにおける十分なコミュニケーション・スキルを有すること。
【2】役割・責任
教授は、以下の役割や責任を担うものとする。
- 授業(マルメあるいは必要に応じて任命された場所での修士課程プログラムに関する業務を含む)。
- 必要に応じて通信教育及びプロフェッショナル・ディベロップメント・コース (PDCs)に関する業務 。
- 博士課程及び修士課程の学生の指導並びに研究/学位論文の指導。
- 査読付き学術論文誌、書籍、共著等の出版に関連する学術的業績。
- 研究プロジェクトの開発、プロジェクト・プロポーザルの提出、プロジェクトのマネジメント。
- 学会及び会合における研究結果発表。
- WMU委員会やワークグループにおける業務、及び経営管理業務・学術業務・カリキュラム業務への積極的な参加。
【3】応募にあたって
募集のポストの待遇として、高収入、スウェーデンでの所得税免除、福利厚生パッケージ、着任費用が含まれます。応募にあたって、以下のものをMarco Batista, Human Resources (mb@wmu.se)までお送りください。
- a letter of interest
- a complete CV
- the contact information of three referees