パレスチナ自治政府の新首相と面談日本財団会長 和平プロセスや日本の支援に対する期待を語る
日本財団会長・笹川陽平は11日、パレスチナ自治政府のラーミー・ハムダッラー首相を首相官邸に訪ね、懇談しました。ハムダッラー首相は4月に辞任したファイヤド前首相の後任で、6月6日に新内閣を組閣したばかり。日本人との会談は初めてとなります。
会談でハムダッラー首相は
- ガザ地区はわが国の一部であり、その立場を支持してほしい。8月に関係者が参加してカイロで開かれる会議で、協議が進展することを望む。
- パレスチナは金融危機の余波で投資、収入が減少する状況にあるが、オブザーバー国から独立国に進むため、準備を着々と進めている。
- 和平プロセスは進められなければならない。ケリー米国務長官が、われわれが交渉のテーブルに着くことができるような条件を整えてくれるよう期待する。
- 年内に統一選挙を実施する。
- 累計2億5000万ドルに上る日本のパレスチナ援助に感謝し、引き続き支援をお願いする。
―などと語りました。

なお、当日のハムラッダー首相、および外務事務次官らとの会談の一問一答(PDF/86KB)を添付します。ご参照ください。
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