第2回全国高校生手話パフォーマンス甲子園 20チームが手話で“甲子園”出場

手話を使った歌やダンス、演劇、コントなどのパフォーマンスを高校生が競い合う「第2回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」(主催:手話パフォーマンス甲子園実行委員会、特別協賛:日本財団)の予選審査会が7月29日に行われ、別紙のとおり、本選に出場する20チームが決定しました。
本大会は、ろう者と聞こえる人が互いに理解し共生できる社会を築くために、全国で初めて「手話言語条例 (※1) 」を制定した鳥取県において開催されるもの。全国の高校生が手話を使ったさまざまなパフォーマンスを繰り広げることで、手話を身近なものとして広く理解してもらうとともに、手話とパフォーマンスを通じた交流の推進および地域の活性化を目指しています。演技時間は8分以内。手話の正確性に加え、工夫された演出や構成、豊かな表現力などが審査の基準となります。
昨年の第1回大会では、41チームが出場し、20チームが本選に進出。本年は、22都道府県から、昨年を上回る47チーム(50校) (※2) が出場。ビデオ審査を経て、29日に本選出場校が決定しました。
- 日本財団は、手話を日本語と同等の言語として認知し、ろう者が家庭や学校、地域社会等、あらゆる場において豊かな文化を享受できる社会を実現するため、「手話言語法制定」の推進を支援。現在、3県(鳥取県、神奈川県、群馬県)と、15の市町村が手話言語条例を制定している。
- 複数校による合同チーム、1校から複数チームの出場を含む。
第2回全国高校生手話パフォーマンス甲子園概要
日時 | 2015年9月22日(火・祝) 9:30〜16:30 |
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場所 | 米子市公会堂(鳥取県米子市角盤町2丁目61番地) |
主催 | 手話パフォーマンス甲子園実行委員会 |
共催 | 鳥取県、公益社団法人鳥取県聴覚障害者協会 |
特別協賛 | 日本財団 |
参加校 | 2015年度本選出場チーム一覧 (PDF / 57KB) |
関連リンク : 特集:言語としての手話を広げよう
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