＜TOOTH FAIRY プロジェクト＞難病児と家族の旅行を開催医療ケアが必要な子どもと家族がリフレッシュ

日本財団は、歯科医師による社会貢献活動「TOOTH FAIRY（歯の妖精）」プロジェクト（協力：公益社団法人日本歯科医師会）に寄せられた歯科撤去金属（金・パラジウムなど）のリサイクルで得た寄付金を活用し、難病や重い障害のある子どもの支援を行っています。プロジェクトの一環として、東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどのテーマパーク、沖縄、広島、熱海、軽井沢など観光地へ家族全員を招待する事業「ウィッシュ・バケーション」を実施します。

本事業は2013年から継続して4回目の支援で、現在まで79家族が参加、今年度は40家族が参加を予定しています。24時間体制の在宅看護や人工呼吸器など医療器具を伴った移動の困難さなどから、外出が難しい子どもとその家族に対し、家族団らんやリフレッシュの時間を提供します。

同時に、子どもも家族も、移動などの介助を行うボランティアや滞在先の人々との交流で社会とのつながりを実感してもらい、闘病生活に活力を与えることも特徴の一つです。

本プロジェクトは、国内に20万人いるといわれる、小児がんなどの重い病気や障害のある子どもとその家族が、社会から孤立しない支えあいの社会をつくるための活動をすすめています。