日本財団 ノルウェーとの技術開発プロジェクトを開始海洋エネルギー開発(石油ガス、洋上風力等)に関する協力覚書を締結
日本財団は、8月30日(ノルウェー:現地時間)、ノルウェーのスタバンゲル市において、ノルウェーの産学官クラスター及び研究機関との間で、海洋エネルギーの連携技術開発プログラムを設立する協力覚書を締結しました。
日本財団では、洋上風力やメタンハイドレート、海洋石油・ガス開発等、今後の成長が見込まれる海洋エネルギー分野への我が国の参入を目指し、産学官との連携のもと、人材の育成と技術イノベーションを軸とした総合的な技術力の向上を進めています。
ノルウェーは、北海での海洋石油・天然ガスの開発・生産で培った経験・ノウハウを活かし、洋上風力など他の海洋分野への新技術展開を進めている国です。中でも、100以上の企業が参加する技術クラスターであるGCE NODE(ジー・シー・イー ノード)や、ノルウェー最大の独立研究機関であるNORCE(ノース)が産学連携した取組みをリードしています。
この度、日本がノルウェーと連携し、海洋エネルギーにおける将来の技術、人材をリードしていくことを目的として、日本財団、GCE NODE及びNORCEの間で共同の技術開発プログラムを立ち上げます。
連携プログラムは、日本が有する様々な分野の新技術と、ノルウェーの長年の知見・新しいコンセプトを組み合わせ、多様性に満ちたプレーヤーが海洋エネルギー開発に参加し、世界をリードするイノベーションを起こしていこうというものです。今後5年間で、日本-ノルウェー双方で総額13億円規模のプロジェクトを立ち上げ、プロジェクトに取り組む企業・大学・ベンチャー等に支援を行っていきます。

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